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緑茶

明日は、やるべき仕事があるというのに、こんな時間まで眠れない倉野です。 この数ヶ月、新作の出版がありやなしや? という微妙な状況が続いていまして、屈託しているのが不眠の要因のひとつかも。 はたまた、土曜に「休みだ!」と思って、思いっきり(16時間)寝てしまったのも要因のひとつか。 「いや、その寝過ぎが要因だろ!」という容赦ない読者のつっこみは甘受します。 最近耽読している久生十蘭の河出文庫から出ている短篇集(非探偵小説ものばかりです)を、さっきまで読んでいましたが、読書をやめて輾転反側に移り、それでも「うー、眠れん」となったので、ブログに向かった次第。 睡眠導入剤のマイスリーが効かなくなり、今は睡眠に関して孤立無援の状態です。 一旦眠りに就くことができれば、その後は安眠できるんですが、寝入れないと明け方まで眼を爛々と光らせ、のっつそっつしてしまう。 緑茶の飲み過ぎなんだろうか。 緑茶――ときたら、怪奇幻想文学好きな方は、アレを思い出すでしょうね。 レ・ファニュ作のその名も『緑茶』という短篇。 緑茶の興奮作用、それに当時の脳科学などをちらりと織り込み、登場人物ジェニングズ師の前に現れた「小猿」の謎を解くという物語。 最近私はストレスで、煙草をまたスパスパやりだしたんですが、そうしていると緑茶がかかせません。 で、がぶがぶ飲んでいるわけですが――ジェニングズ師のようにこれが嵩じて破滅に陥らないようにしませんとな。 ぷか~。ごくごく。

城址

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こんな風の日には――懐かしの赤塚城址散策と洒落込みました。 ここは、拙著第二作『墓地裏の家』で、探偵役の三人が暴漢に襲われる板橋区の廃城です。 詳しいお城の解説は、拙著を読んでもらうこととして――。 これが濠跡の溜池から見た赤塚城。 ただの丘にしか見えませんね。 土塁につけられた結構険しい道を登っていくと――。 探偵役がムーンライト・ピクニックを行った本丸跡は、こんな感じです。 現在は何にもない冬枯れの野原となっています。 数百年前、ここでつわものどもが活動していたと思うと、不思議な気分になりますね。 夜にも行ったことが何回かありますが、本当に真っ暗で、幽的が出るんじゃないかという雰囲気。 そうそう、夜にここを訪れた時、帰りに樹の梢が風もないのに揺れているなあと思って見ていたら、急に肩が激しく痛み出したことがありました。 帰宅して塩を肩に振りかけたら、噓のように治ってしまいましたが。 あれは何だったのか……?

強面

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「二人」の項で書いたような、坊主+バンドT+レイバンのグラサンというフル装備をすると、こんな風になるわけで。 池袋のちゃんこ鍋屋でズーチーしたわけで。 今日は小ネタなわけで。