臓物

『死霊のはらわた』2013年リメイク版を先週末観ました。

う~ん、どうなんでしょう、これは……。

ミアというジャンキーの女性をクリーンにするために、兄や友人たちが山小屋に集まって――あとはもう予想通りの展開なんですが……全体的にトーンがシリアス過ぎやしませんかね?
あまりに重苦しい雰囲気なんで、オリジナルのノリを期待した人は、完全に肩透かしを喰らうでしょう。

エンディングクレジットが終わった後に、オリジナル好きの人のために、ちょっとしたサービスがあるんですが……う~ん、これも蛇足気味。
物語本編のシリアス具合と釣り合いが取れていない。
本編がオリジナルに負けず劣らずハチャメチャで、それで最後のサービスシーンに繫がったら大喝采、だったかもしれません。

死霊のメイクというかCGも、あんまり好きになれません。
オリジナルのボロ包帯をグルグル巻きにしたような、粉をふいたような白っぽい死霊が秀逸だったんで、今回のは……。

クライマックスの雨のように降り注ぐ血には、「Slayerへのオマージュか?」といらんことを考えたり。

幸い、オリジナルの『死霊のはらわた 製作20周年記念盤DVD』を持ってるんで、今度見比べてみたいと思います。

一緒に借りてきた『30デイズ・ナイト』を今から観ます。
サム・ライミづいているので!

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