極夜

サム・ライミ製作の『30デイズ・ナイト』観ました。
これは面白かった!

まず、舞台設定がいいですよ。
アラスカ州の人間が住める北限の辺鄙な町には、冬になると30日間陽の目を見ない「極夜」が訪れる……ってだけを聞いても、ゾクッとしますね。
寒く、荒涼として、物憂い冬――まるで北欧のSentencedだかが言っていた、「アル中になるか自殺するしかない冬」って感じ。

そして、そんな町を狙って、吸血鬼の一団が襲来し、町は地獄絵図となるのです。
主人公たちは生き残れるのか?!

という物語なんですが、舞台設定だけで75点はあげたい。
そして、主人公が仲間を救うために取った最終的な方法にも、「なるほど!」とニヤリとさせられたので、さらに15点追加!

全然期待していなかったけど、大満足の一本でした。

拙作の著者紹介には、編集者さんが書いてくれた「B級ホラー映画をこよなく愛する」という文句が入ってるんですが……実はここ数年ホラーを碌に観ておらず、多少面映ゆい気持ちでした。
探してみれば、まだまだハリウッド製のホラーも捨てたもんじゃないですね。
これからまた、ホラー道に回帰しようと思います。怪奇映画だけにな!

では、またんご。

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