炎症

怪奇探偵小説界のBolt Throwerこと倉野氏は……いや、Bolt Throwerだとキング・オブ・マイナーって感じでおこがましいな、もとい、怪奇探偵小説界のNuclear Deathこと倉野氏は、奇妙な疾患に罹ったのである。

……前立腺炎。

といっても、性病ではありません。口を酸っぱくして言っておきますが、性病ではありません。

なんか会陰部がもぞもぞするので、尿道炎を疑って泌尿器科に行ったところ、
「何かそういった病気に感染するチャンスはありましたか?」
と訊かれたわけである。遠まわしに厭な訊き方だな。
倉野氏、そこは決然として、「Nein !!」と。
「排尿痛はありますか?」とも訊かれたので、これにも「Nein」と。

すると、「あー、性感染症が移るチャンスがなくて、排尿痛がないなら、尿道炎じゃなくて前立腺炎だねー」と診断下る。

医師曰く、原因はストレスやら過度の飲酒、長時間座りっぱなしによる鬱血等々、よくわからんのだとか。
自転車に長時間乗る人も罹りやすいらしい。会陰部を圧迫するから。

「尿道炎なら抗生剤でバチッと治るんだけどね、前立腺炎はなかなか難しいね」と突き放され、抗生剤とセルニルトンを出されておしまい。
「まだまだ三月の風は寒いぜ……」と、泌尿器科帰りなのを悟られないように、革ジャンの襟を立てながら、仕事場に向かったのであった。

中高年になると、ほんと色んな病気に罹りますね!
シモの病気には気をつけたいですな!

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