甲州

今日、担当さんに怪奇短篇『双子』の改稿したものを渡しました。
なんとか雑誌掲載に至ってくれ!

一転して話は変わり、NHKのドラマにハマっている私です。

一本は『軍師官兵衛』。
随分前の項で触れましたが、初代福岡藩主・黒田長政公を生涯の英雄と仰ぐ私にとっては、大河も時代が変わったなあ、と。
何せ、如水・長政公の親子が主役ですからね。

しかし、前に触れたとおり、長政公が暗愚な武将と描かれないか、ハラハラしながら観ています。
今のところ松寿丸さまは、利発で武芸にも熱心なお子と描かれているので、ひと安心。

これから親子の相剋もテーマのひとつとなっていくらしいので、興味深い。
是非長政公贔屓の私も納得する描き方で、親子の葛藤を切り取ってもらいたいですな。

もう一本は『花子とアン』。
これは観ていて、物書きとして身につまされます。
自分は何の覚悟もなく、物書きの道に足を踏み入れてしまったのだなあ、と。
それと、梶原編集長がはなに言った、「君は作家になるには平凡すぎる」という言葉は、胸に刺さりました。

まあ、私も、近くでよく見てみれば、充分狂ってますがね。グヘヘ。

では、こぴっと次の短篇をがんばるずら。
あ、まず短篇を量産して、名を売ることが先決、探偵小説の長篇刊行はそれからついてくる、と思い直し、怪奇短篇に力をいれることにしました。
今執筆しているのは、域外知覚をテーマにしたものです。
いいものが書けますように…。

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