嗜好

作品中からも窺える通り、私は煙草が好きです。
厳密に言うと、「好きでした」。
現在は、人生何度目かの禁煙中です。

煙草を吸って二十年以上、最初に吸ったのは今はなきバンテージでした。
それから、日本で発売された紙巻きは大体一度は手を出してみたかな。
大学時代が、いちばんいろんな銘柄を吸っていた時期だと思う。
日によって、違う煙草を吸ってました。
結局喫煙歴が長かったのは、定番のマールボロ・メンソール・ライトでしたが。

小説の主人公・夷戸君はゴロワーズ・レジェールを吸っていることになっていますが、あれはフランス煙草のお洒落さ加減で決めただけです。
実際は、好きな煙草ではなかったなあ。
なんか粉っぽいような発酵したような、独特の味がして。
二度と吸うまいと思った。

煙草と同様に、お酒も大好きです。
麦酒と日本酒が好き。
日本酒は、珍しく東京で作っている「屋守(おくのかみ)」がお気に入りです。
池袋にある、たまに行く日本酒居酒屋では、必ず頼みます。

麦酒は特に銘柄によって好みはありませんが(アサヒはちょっとだけ苦手かも)、ギネスがあればとりあえず飲んじゃう。
麦芽100%系の麦酒がやっぱり好きかもしれません。
私がレッドアイ(麦酒のトマトジュース割ですね)を飲み始めたら、「ちょっと酒を飲むのに疲れた」という意味ですので、お察しください。

お酒といえば、BS-TBSでやっている『吉田類の酒場放浪記』が好きで、毎週録画して観ています。
修行を重ねて、酒場詩人・吉田類さんみたいなオヤジになりたいと思っている昨今です。

新作『弔い月の下にて』では、色々な煙草や麦酒が出てくるので、好きな人はちょいと注目してくださいね。

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