改良


順調に新作の改稿を進めていた倉野です。
先日の会談後も、担当A氏とメールでやり取りしてアドバイスをもらいつつ。

去年完成させた稿は自分では納得の出来でした。
しかし、渋々ながらA氏のアドバイスを入れて書き直してみたところ、なんということでしょう、よりよい出来栄えじゃないですか。
自分で書いてて、ニヤニヤしてしまうほど。
やはりプロの編集者さんの視点は違うな、と思い知らされました。

でも、読み返して改稿しながらいつもニヤついているわけではなく、日によって「これはいい出来の作品だな」と躁的な日と、「なんだ、このつまんない小説は」と自虐的な日があります。
別に私が双極性障害なわけではなく、自分の作品への客観的な視点が、日によって揺らいでいるんじゃないかと推察する次第。

ま、出版されてしまったら、この作品だって絶対嫌いになっちゃうんですけどね。
自分の手から離れた作品は、憎悪してしまうたちなので。
「誰々が褒めてくれてたよ」と聞かされると、それはそれで嬉しくて、「あ、あれっていい作品だったのかな??」と思うこともありますが、基本的には嫌悪の対象です。
厄介な性分ですね~。

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