映画

ネットのレビューは、まったく読まない倉野です。
映画、音楽、そして文学についても、レビューは読まないですねえ。
文庫本の巻末解説さえ、自分の読後感が損なわれそうで、イマイチ気が進みません。

勿論、拙著についてのネットレビューは、デビュー以来目を通したことはないです
どうせぼろくそに書かれていると思うので、精神衛生上よくない。

で、そんな私なので、ここから書くことは、既に手垢のついた感想かもしれませんが、まあおつきあい下さい。

最近、キューブリックのベトナム戦争映画『フルメタル・ジャケット』について、考えています。
よく知られている通り、前半は新兵訓練の模様、後半はベトナム戦争前線での話なんですが……。

あれって、前半はハートマン軍曹の強烈なキャラも相俟って、すこぶる面白いんですが、後半の戦闘はどうもテンションが一段下がっている感じがします。

いっそのこと、新兵訓練だけの話にして、過酷な訓練でしだいに狂気へと駆り立てられていく若者を全編描き、ハートマン軍曹が射殺されてThe Endだったら、大傑作になったんじゃないかと。
戦闘場面が一切ないベトナム戦争映画ってことで。どうですかね?

なんてことをつらつらと考えているんですが、この2年ぐらい全然映画を観てないんですね、私。
近所のTSUTAYAが潰れちゃったもんで。CSで放映されていたのを数本録画していますが、それも観てない。
なので、早急に別のレンタル屋に会員カードを作りに行かねばなあ、と思いながら、時が過ぎています。
『スクリーム4』も観てないし、『エクスペンダブルズ』シリーズも観たいぞ!
でも映画って、観るのに一種の気合が要りますからね。
なかなか気力が出ないんだよなあ。暇はあるのに。

この暇を何に消費しているんだろう……あ、野球観戦か。

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